平昌冬季五輪が開催されている韓国・平昌の飲食店が、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で2大会ぶり3度目の金メダルを目指すショーン・ホワイト(米国)にちなんだ特別メニュー「フライング・トマト(空飛ぶトマト)・バーガー」を考案し、ホワイト本人が来店するというサプライズがあった。国際オリンピック委員会(IOC)が運営する専門テレビ「五輪チャンネル」が伝えた。


 「フライング・トマト」はホワイトの愛称。2006年トリノ五輪で金メダルを獲得した際、その赤毛からそう呼ばれるようになった。ロイター通信などによると、スノーボードのインストラクターをしている店のオーナーが、平昌五輪開催に向けた目玉商品として、憧れのホワイトにちなんだハンバーガーを作り、メニューに掲載した。

 もっとも店側は本当に販売する気はなかったようだ。「フライング・トマト・バーバー」の値段は100万ウォン(約10万円)。メニューにはその内容について「最高のバーガー。ショーン・ホワイトのためだけのもの。金メダルを願っている」とだけ記載されており、どのようなハンバーガーなのかは皆目分からない。

 「五輪チャンネル」の映像では、フライドポテトなどを敷き詰めた皿の中央に、大きめの肉、チーズらしきものを挟んだハンバーガーが確認できる。

 店のオーナー、チャ・グエン氏は「『これは夢なんじゃないか?』と言ったら、ショーン・ホワイトが『現実だよ』と言ってくれた」と興奮気味。しかし、1分22秒の映像の中でホワイトは記念写真を撮るばかりで、ひと口もハンバーガーを食べておらず、その味は不明…。

 ちなみに、2002年に米ユタ州でソルトレークシティー冬季五輪が開催された際は、地元のすし・鉄板焼きチェーン店が、日本ジャンプ陣をイメージした巻き寿司「日の丸飛行隊ロール」や、女子モーグルの人気選手だった上村愛子さんをイメージしたすしを考案して話題になった。

 また、期待の大型ルーキー、清宮幸太郎内野手が入団したプロ野球・日本ハムの2軍本拠地、千葉・鎌ケ谷市内の飲食店では、「清宮くんチャーハン」など便乗メニューが続々と誕生している。選手にちなんだ特別メニューは日本の“専売特許”だったのだが、本人に会えるとなれば韓国でも流行する?。
【日時】2018.2.12 19:00
【提供】産経ニュース