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JRA大激震 禁止薬物検出で152頭出走取消、公正確保へ苦渋決断
JRA大激震 禁止薬物検出で152頭出走取消、公正確保へ苦渋決断
JRA(日本中央競馬会)は14日、15日と16日(ともに函館、東京、阪神)に出走予定だった152頭を出走取り消しとすることを決めた。

摂取したとみられる飼料から禁止薬物「テオブロミン」が検出されたもので、レースは予定通りに開催する方針。

競走馬の能力に著しく影響する規制薬物の取り締まりの強化を続けてきたJRAにとっては、公正確保のための苦渋の決断だが、152頭もの出走取り消しの衝撃は計り知れない。

前代未聞の衝撃が競馬界を襲った。

競走馬に与えるカイバに混ぜるサプリメント「グリーンカル」から禁止薬物「テオブロミン(カカオやチョコレートに入っているカフェイン)」が検出されたことが競走馬理化学研究所の調査で判明、15日の開催では約70頭、16日は約80頭、合計152頭が出走取り消しに追い込まれることが明らかになった。

15日午前6時半、JRAは公式ホームページで出走取り消し馬の発表を行う。

152頭は当該サプリメントを購入した厩舎(美浦6、栗東21厩舎)の管理馬。

禁止薬物の影響下にある可能性が否定できないため、競走除外の措置を取ることとなった。

当該厩舎の次週出走予定馬については15、16日の間に血液検査を行う。

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【日時】2019年06月15日 05:30
【ソース】スポーツニッポン
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