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「経営者として三流、犯罪者なら一流」のゴーンは日本に何を残したか
「経営者として三流、犯罪者なら一流」のゴーンは日本に何を残したか
■ゴーンは皇帝ではない「カルロス・ゴーン逃亡」のニュースは、メディア閑散期の日本の年末を大いに騒がせた。

逃亡の方法や詳細は諸説入り乱れており、いまだ判然としないし、トルコでは関与したとされる航空会社の幹部が逮捕されている。

保釈条件に違反して逃げた逃亡者=ICPO(国際刑事警察機構、インターポール)国際手配犯であるため慣例に従って、以下敬称は付けない。

犯罪の結果の懲罰を恐れる関係者の口は堅いであろうし、捜査機関による解明にも相当な時間がかかるであろう。

ただ、ゴーンが二重(多重)国籍を活用し、1000億円とも噂される蓄財の一部を使ってプロの犯罪チームを雇うなど、「一般国民とはかけ離れた特権」を駆使して逃亡したのはほぼ間違いないと思われる。

二重国籍の不公平さについては、4月12日の記事「ゴーン氏妻の出国が示した、事件とは違うもうひとつの『論点』」で詳しく述べた。

したがって、フランス国民が「ゴーン逃亡に肯定的だ」などというアンケート結果を公表しているメディアの話は眉唾ものだと考えている。

実際、12月21日の記事「年金改革でパリが炎上中、日本でも改革を行えるのか?」で述べた様に、フランス..



【日時】2020年01月12日
【ソース】現代ビジネス
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