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ライザップ、どん底状態で経営者「手に負えない」と半年で逃亡
ライザップ、どん底状態で経営者「手に負えない」と半年で逃亡
RIZAPグループ(以下、RIZAP)は6月の株主総会で中井戸信英(のぶひで)氏を取締役会議長として選任し、創業経営者である瀬戸健社長を強力にバックアップする体制に入る。

外部から再びプロ経営者を招聘したかたちだ。

中井戸氏の前に招聘されていた松本晃氏は同総会で取締役を退任する。

松本氏は昨年10月に代表取締役COOを退任したときが、実質的にRIZAP経営のトップから退いたときとなった。

本連載では2回にわたって中井戸氏の着任事情、と松本氏の退任事情を分析してきた。

今回は、「松本氏退任の3つの事情」について、残り2つの要素を解説する。

■外部から舞い降りるプロ経営者が直面するのが社内の抵抗勢力
松本氏がカルビーからの退任を発表したその日に、RIZAPの瀬戸健社長が自ら松本氏に電話を入れてRIZAPへの入社を懇請した。

この迅速さ、率直さに打たれた松本氏は、その要請を受け入れたわけだ。

瀬戸社長の電光石火の働きかけは、創業社長でなければできないものだ。

また、相手の懐に飛び込むという率直さは、新将命(あたらしまさみ)現最高顧問を迎え入れたときにも発揮されていた。

ま..



【日時】2019年05月30日
【ソース】Business Journal








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