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地震、大型台風…未曾有の災害から身を守るためにやるべき事
地震、大型台風…未曾有の災害から身を守るためにやるべき事
今年の夏は、西日本豪雨、大阪キタ、北海道を襲った大型地震、台風21号、24号と未曾有の災難続きだった。

私の住んでる家の三軒先は、屋根が吹っ飛んだのでビニールシートに覆われている。

家から駅まで2キロ程の高台の住宅地なのだが、数件おきの家の屋根はビニールシートで覆ってあるか、壁にヒビが入ってるかどちらかだ。

台風も地震も直撃した土地ながら、停電や床上浸水、断水、家屋倒壊の被害がなかったのが奇跡なぐらいだった。

’18年10月初旬現在、台風は25個発生し、半分が日本に接近、5個が日本に上陸し、2個が列島横断、伊勢湾台風以来の深刻な被害をもたらした。

JR在来線、大手私鉄各社運休、関空浸水となった今回の台風。

今回の教訓も踏まえ、未曾有の災害時に私たちが出来る事、また公共機関や商業施設に求めたい事をまとめてみた。

■備えあれば憂いなし
地震と違い、記録的豪雨や大型台風の場合は気象予報で、いつ頃来るのかが予測できる。

その為、以下の事柄に気を付ける事が大事だ。

1:スマホ、ラップトップパソコンは充電しておき、浸水被害を防げる場所に置いておく
2:河川沿い、田畑の脇の住宅地に住んでいる人は、建物の二階以上に家財道具をうつしておく。
3:ガーデニングをしている人は、植木鉢は台風上陸の前の日に屋内にすべて入れておく
4:窓ガラスが割れる事もあるので、雨戸やシャッターを必ず閉める
5:停電に備えラジオを準備しておき、水は最低でも10リッターは用意しておく。

さらに地震や大型台風の被害で家がかろうじて保たれている所は、以下の事柄も加わる。

いつでもカバン一つで家から逃げ出せるように、着替え、財布、預金通帳や保険証、免許証などを入れたカバンを枕元に置いておく。
という事だ。

自分の家だけは大丈夫という、甘い目論見をしていた人ほど、甚大な被害に遭っている事は言うまでもない。

その最たるものは何か。

■不要な外出を控える事が、災害時のマナー
災害時のマナーといえば、不要な外出を控える事だ。

近年災害で亡くなる人の内訳にこれが多く、田んぼや用水路を見に行った農家の人々が次々と命を落としている。

農家の人ならまだ判る、自分の生命線にかかわる田んぼや機械が気にかかった人も多いのだろう。

だがそれ以外の事、例えば、大型台風が上陸しているというのに、遊びに出ていて命を落としましたとなると笑い事ではすまされない。

企業も、そんな事態に社員を無理やり得意先にいかせようとした為に亡くなったというのであれば、責任を問われるだろう。

今回の台風21号、24号上陸で、大手企業や商業施設が一斉に休業という措置をとったのは名案だった。

JR在来線、新幹線が運休し、大手私鉄も午前中までで運転を見合わせる中、大丸、高島屋、阪急、阪神も台風の日に閉館を決めた事は勇断だ。

UFJやTDLなどの商業施設、各種ライブの中止も当然といえば当然だろう。

そんな中、首をかしげざるを得ないのが、フィットネスクラブは営業していた事だろう。

21号の時は午前中に出勤可能な従業員及びインストラクターを出勤させ、午後からは施設のみ開けるという方針。

24号の時は、閉館になった所もあったが、開けている所もあった。

従業員をはじめ、そこで働く人らの安全を確保する為なら、本来であれば閉館すべきではないだろうか。

にも拘わらず『不要な外出を控えてください』と言われている最中に、無理にでもジムに行こうとするのがジムマニア。

彼らのモラルのおかしさが故に開けているのだとすれば、強制的にでも閉館すべきである。

災害時には停電も起こり、病院の中では入院患者の対応だけで精一杯だ。

もしも、この手の『不要な外出の為に怪我をした人たち』が大勢転がり込めばどうなるだろうか、それは言うまでもないだろう。

私たちの心がけ一つで、災害の大きさを未曾有に防ぐ事も出来るのだ。

いかがだろうか。

これからも日本列島に大型台風や地震など、未曾有の災害が起こる事は間違いない。

その時に、災害時のマナーを守り、備えをすれば、被害が広がる事も防ぐ事はできるはずである。
【日時】2018年10月04日
【提供】YAZIUP

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